Artwork

Having a Breather (「一服」)油彩 キャンバス 53 x 73 cm 2020

“Have a Breather”というのは日本語で「一服をする」という表現になる。

不思議と英語・日本語のどちらにも存在するフレーズであり、どちらにおいても「空気を吸う」、そして、「休憩を取る」のダブルミーニングがある。

コロナ禍においては特に、群れて吸う息の一服一服にどこか不謹慎なものを感じるが、渦巻く煙に身を失うと、踊る光は時に清々しく、ニコチンのカクテルに酔っ払ってしまうのか、温もるあの場所でなぜか安心もする。

※作家は喫煙者ではない(が、たまに飲み屋で“もらいタバコ”をする)。

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